日本では、8月には”お盆”といって先祖代々のお墓参りをしたり、天国から先祖の方々が仏壇に帰ってきたりする一種の休暇の日が設けられています。 ですが、私が英国のお葬式を研究したイギリスや、ニューヨークなどでは、特に先祖を祭るという考えはありません。 しかし、自分の近しい死者や、祖先の声やアドバイスを受ける、ミディアムという職業の人がいます。 日本語で直すと霊能者とでもいいましょうか。。。 特に英国ではこのミディアムという死者と会話のできる霊能者になるための学校も普通にあり、たくさんの先生や生徒さんが、通っています。 私は縁があって、このミディアムのかたがたと一緒に勉強する機会がありました。 ミディアムたちは、占い師ではありません。が、 感性が豊かで、亡くなった人と話すことができるのです。 そして、身近な最近なくなった親族が何を話したいのとか、、何を生きている人に訴えたいのかなどを、ミディアムに伝えて、生き残った親族に伝える役目をしています。 私もこのイギリスのミディアムの人が、死者との会話の輪に入り、英語から日本人への通訳をしたことがありますが、 私もミディアム(霊能者)と共に、死者がこの世に来て、何か訴えたいことなどを巻き込まれて通訳に入るので、非常に故人や、残された遺族などのエネルギーを感じます。 そのエネルギーが負のものならなおさら、強い重たいエネルギーを感じ、非常につかれたり、 自分のエネルギーも非常に疲れます。 ですが、英国のミディアムたちは、悩める生きている人たちの魂や、思いを死者に聞くことによって癒したり、慰めたり、非常にポジティブに活躍しています。 決して黒魔術などを使うまがいな、胡散臭い人たちではなく、 故人に聞き忘れたことや、故人と話したい人を助けるのがミディアム(霊能者)の仕事です。 日本ではグリーフケアといって、故人のロスやペットのロスにより、残された遺族がその悲しみから癒されない、立ち直れないことがあり、 それを、話を聞き、悩みを聞き、リラックスしてもらい、癒してもらう、相談者がグリーフケアという癒しのセラピーです。 英国ではまるでお城のような魔女の学校のような場所で、このミディアム(霊能者)になるための学校が存在するのです。 こういった故人のロスやペットのロスに対する、残された遺族へのケアも非常に進んでいるのが英国です。 私は英国でアートのようなお葬式を研究してきましたが、同時に故人のロスへの残された遺族への心の癒しやケアも英国は非常に進んでいると驚きました。 日本のように先祖代々のお盆のお祭りのような形ではないですが。 個人個人のお墓や、手元供養をする英国やニューヨークでは、自分の会いたいときに故人に会えるように、話せるような、癒しの仕組みが、当たり前のように出来上がっているのです。 人にはそれぞれになくなった人への思いがあります。 ロスに対して、お葬式だけでなく、その後の遺族へのケア、グリーフケアも私の仕事として現在大阪で予約制で”魔女の癒し”とだいして、 グリーフケアを、英国のような1軒家のサロンで開催するまでになりました。 これも英国でのアートのようなお葬式に出会い、ミディアム(霊能者)という職業に出会い、死後の残された遺族のケアの大切さを痛感したからです。 私がミディアムさんが話す霊能者の授業の内容を、英語から日本語に通訳させていただいた、ミディアム(霊能者)を育てる英国のお城のような学校です。 ミディアムの英国の学校から写真をお借りして掲載しております。 本当に魔女の学校のようです。 |