イギリス・ロンドンで出遭ったアートの様な棺たちはまだまだ、私を未知の世界へといざなってくれた。 きっとイギリスでは当たり前のことだったのだろうが、日本人として生まれ、 1つの固定概念しか持たなかった私にとっては、イギリス・ロンドンやアメリカ・ニューヨークのアートのように美しく飾られている棺が、 とても新鮮であった。 日本では白い菊などの花がほとんどで、たまに白のゆりがお葬式装飾に登場するだけである。 最も、だれが、白い菊でないとだめと決めたのか? 日本のお葬式屋さんは、人のお葬式に使ったお花を使いまわしする、、という恐ろしいことを平気でやってのけてきた。 それには、一番日持ちがいい菊が都合がよかったのかもしれない。 しかし、ロンドンのfuneral-flowers お葬式のフラワーアレンジメント は違う。 まるで結婚式と見まがうような美しいハート型のフラワーアレンジや、 日本ではバレンタインに贈りそうなハート型がfuneral-flowers として贈られる。 それは、ピンクやグリーンで華やかでとても美しく、 私に驚きを毎回与えるほど美しかった。 ロンドンでの私のお葬式の研究はサプライズの連続で、そして常に非常に印象的で美しいのである。 「死」してなお美しく。女性だったら特にそう思うだろう。 「故人が主役」になれるお葬式、 人生のFinaleフィナーレを表すお葬式は全人類違う人生があるのだ、違うはずである。 individually personalised designs for coffins |